実用英検(2020年度第1回二次):富山市の医学部受験生,準1級に合格.

医学部合格を目指す富山市の受験生が,準1級二次試験(2020年度第2回)に合格しました.

ちなみに,今回は,準2級から準1級まで合格者が出ていますが,一次試験に合格者した方々は,二次試験でもそのままストレートで合格しています.

実用英検(2020年度第1回一次):準2級〜準1級まで合格.

準1級に合格した生徒は2回目の受検での合格です.前回はリスニングで少し苦労したため,今回は事前に音声スクリプトを丹念に精読し,正解の根拠を確認する作業を続けました,特に国内組が苦手に感じるPart-3の「リアル・シチュエーション問題」についても十分な時間をとって対策を講じました.ライティングも,本人が書いた原稿を数回添削しています.

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医学部合格を目指す受験生ということもあり,普段の授業では,英検や志望校の過去問以外に,4月以降毎月1本のペースでScienceのエッセイも購読しています.今後は引き続き,1級読解問題の英文もじっくり精読します.これらの学びを通して,最近では基本的な科学・医学以外に,Covid-19関連の動きにも広く意識が向くようになり,人間的にも成長したと感じています.

受験生には,学校の定期試験や模擬試験といった表面的な結果のみに一喜一憂せず,もっと視野を広げて,また貪欲に,優れた知識を追い求めてほしいと話しています.試験の点数や偏差値は必ずしもすべて自分でコントロールできるわけではありません.一方,優れた知識や書籍で自分を高めるという行為は,100%自分でコントロールできます.少しの時間を割くだけで,本の数冊の本に目を通すだけで,世界レベルの知見を吸収し,他の多くの受験生とは明確に一線を画すことができます.最近,Covid-19関連(さらに環境・国際分野)で優れた本を見つけたので,高校2年生以上の生徒・受験生に購入を指示したところです.難しいと思える内容でも,少し頑張って読み通すことで,目の前の視界が開ける感覚が得られると思います.

『コロナ・ショックは世界をどう変えるか-政治・経済・社会を襲う危機 (単行本)』

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