ここ10年ほどの間に,国内では大学入試の問題傾向が大きく変わりました.The New York Timesその他,英字新聞からの抜粋・出題は,今では当たり前です.授業では,このような変化の背景にある要因(国内・世界の変化,出題者の意識変化その他)についても詳しく話をしています.本音を言えば,生徒が自らの思考と行動で知識と情報を取りに行って欲しいのですが,なかなか難しいのが現実です.
幸いなことに,NYTはJT / NYT Weekendとして継続して今後も購読できます.The New York Times International Weeklyという名前は思い出として胸にしまい,引き続き,良質な記事を楽しみたいと思います.
同志社大学の理工学部では、1年次に必修科目として英語が割り振られています。クラスは入学後に受験するCASECの試験の点数に応じて3つのレベルのクラスに分けられて講義が行われます。自分は一番上の[High Intermediate]というクラスでした。運用能力の観点から見ると,このクラスは学生間の差が大きく、私のような簡単な日常会話だけならこなせる人と、帰国子女など,英語を母国語レベルで扱う人が混在していました。 講義形式はテキストの読み合わせを行った後、グループに分かれてディスカッションを行うというものでした。高校時代に英語で討論する授業があまりなかったので,最初はスムーズにできませんでしたが、回数を重ねるうちに慣れてきて,ある程度は英語で中身のある議論ができるようになったと思います。 また,2年生以上では、留学を含む様々なカリキュラムが用意されており、私は理系のための英語によるプレゼンの講義[Academic English for Science]を受講しました。授業では,最初に簡単な実験を行った後、スライドを用いたプレゼンを行い,学生同士で互いに評価を行います。プレゼン内容よりも,いかに表現できたかということが重視されており、これまでに「どのように人に伝えるか」に重点を置いた授業を受けたことがなったため、とても新鮮に感じました。
第一段階の共通テストについては多くの生徒が満足できるスコアが得られたようで,私立の一般入試や国公立の二次試験には精神的な余裕を持って臨むことができたようです.受験にあたっては,これまでに培ってきた力を悔いのないように出し切るよう,アドバイスを送りました.一部の生徒からは受験後すぐにメールが届きましたが,文面には一言「I’ve done everything I can do. No regrets!:すべて出し切った.悔いはない」とありました.