2025年度に感じたこと,そして2026年度に向けて

本日,5コマの授業を実施し,無事,2025年度の授業をすべて終了しました.生徒の皆さん,大変お疲れ様でした.1年間,あっという間でしたね.昨年度同様,今年度も大学受験生,高校受験生共に,複数在籍しているので,息の付く暇もないほど忙しい1年間でした.

2025年の年初には,ブログ記事を多く書こうと決めていたにも関わらず,ほとんど書けなかったことが悔やまれますが,授業を優先してのことですので,ご容赦いただければ幸いです.

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高校3年生ついては,各自,大まかな志望が固まったようです.あとは,年明けの「共通テスト」に向けて進めていきます.生徒の多くは,普段学校で実施される模擬試験で試験慣れしていると思います.毎年観ていると,緊張でメンタルがやられてしまうような生徒はほぼ皆無で,皆,淡々と本番会場に向かう印象があります.

中学3年生は,本番までまだ時間があります.こちらも,授業中は皆落ち着いており,自分がすべきことを淡々とこなしており,特に心配はしていません.

受験生以外の生徒は,1月に実施される「実用英検(2025年度第3回)」に向けて負荷を上げている最中です.今回は特に中学3年生の一人が準1級にチャレンジします.英語力はもちろんのこと,高いモチベーションも持ち合わせている生徒です.これまでに,リーディングやリスニング以外に,ライティングのエッセイやサマリの添削を集中的にこなしてきました.あとは,普段の授業で学んでいることが本番でできれば,十分に合格が見えてきます.

それ以外の生徒についても,冬休みの過ごし方について,個々,アドバイスしています.主なポイントは以下のとおりです.

1.学校の課題は通過点にすぎない.

今の時代,学校は生徒に対して多くの課題を課します.ここでは詳細は述べませんが,理由は,学校なりの都合があるから,ということだろうと思います.

生徒の多くは,一日も早く課題を終わらせることに終始します.課題を終わらせると安心して遊べるということです.これ自体は悪いことではありません.しかし,問題もあります.

2.問題意識をすべて先送りする必要はない.

それは,「課題とは異なるベクトルにある物事」に意識が向きにくくなるということです.生徒の多くが最優先に掲げているのは,とにもかくにも入試に「合格」することです.これ自体は当然のこととして理解できるのですが,問題は,生徒の周囲で多勢を占める「価値観」があまりにも狭く,かつ,入試問題を作成する当事者である大学側との間で,齟齬が生じているのではないかということです.自分の興味・対象は何か.それを探し,生かすことが『今の学び」に直結することも知っておいて良いでしょう.

3.自分自信の学び方を探求する.

課題のみをこなすことがもし正しいのであれば,何も問題は生じません.これまでに自身が志望する大学に合格する生徒を見ていると,彼らには大きな共通点があります.それは,目に見えない志望大学の問題作成者との間である種の「対話」が成立しているように見えるという点です.

結果を出す生徒は,この点に関して,ある程度まで「自覚的」であるように思えます.これは受験業界で流布する「傾向や対策」とは少し異なる視点です.私自身も普段の授業では,「このテーマが出題されるのは,今の時代がこうだからです」という言い方をすることがあります.

高校は「生徒を大学に」送り出します.一方,大学は「学生を社会に」送り出します.大学に進学すれば,社会に出るのは4年後です.しかし,18歳で成人年齢を迎える今の時代,「知的・精神的に早く大人になる」のは大いに結構なことだと思いますが,いかがでしょうか.

せっかくの冬休みです.課題を終わらせたら,書店に足を運んだり,映画を観たり等,普段の狭い生活圏を意識的に飛び出してみてはどうでしょうか.そのような小さな行動が大きな「受験対策」になると保証します.