昨日,英検一次試験(2018年度第2回)が無事実施されました.
今年度は,春の試験を受験する生徒が多かったので,今回の秋の試験では数名が2級と準1級を受験しました.
ちなみに準1級を受験したのは,高校1年生です.本格的に試験対策を開始したのは夏休みに入ってからですが,高校1年生にとって準1級の内容はハイレベルです.通常,授業では分量が手頃なリスニング・スクリプトの精読から開始しますが,歴史やIT,海外の大学事情等,普通に富山でのんびり生活している限り知らない内容ばかりです.
そのような中,この生徒は毎回欠かさず予習・復習してくれました.試験後の感想では,手応えも感じているようなので,早速二次対策に移行する旨伝えました.
実用英検の素晴らしいところは(国連英検もそうです),周りの目を気にすることなく,思う存分「自己主張」できるところです.しかも正解は一つではありません.自分で意見を考え,筋道立てて話をする,このような力は,学校の授業だけで身に付けることは難しいと思います.学校のテストや模擬試験の結果も大事ですが,より多くの高校生が,英検上位級の学習・取得を通して,臆することなく,自己主張できる人間に成長してほしいと思います.