夏休みは自分で「課題」を見つけましょう.

夏休みに入り,普段忙しい高校生も,多少は自分の時間が持てていることと思います.毎回の授業では,夏休み中の予定その他について確認することから指導を開始します.生徒から異口同音に聞こえてくるのは,「課題」の話ばかりです.つまり学校や大手予備校から課される「課題」です.

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当塾の生徒の中も,何人かは大手学習塾や予備校の「夏期講習」を受講しているようで,「自分の時間がない」とこぼします.とにかく夏休み前半の生徒は,学校や予備校から出される「課題」との戦いに明け暮れています.

いつも思うのですが,「課題」は人から与えられるものなのでしょうか.少数意見だということは承知していますが,私自身は「課題」の多くは「自分で見つけるもの」だと考えています.自分の高校時代を振り返ると,確かに大人からのアドバイスは大事だけど,「ここが面白そうだから少し深掘りしてみよう」とか,わからないことがあったから「参考書を読み込んでみよう」とか,そのような意識が大きかったと自覚しています.

例えば,普段はしかたなく学習している数学でしたが,夏休みに「三角関数」や「行列」など,特定の分野に特化した参考書を本屋で買ってみたりしました.数学に対する情熱は夏の花火大会のようなもので,夏が終わると,すぐにただの「思い出」に変わってしまいましたが,それでも,それまでの自分とは異なるベクトルへの行動であり,「小さな成長」であったと今となっては考えます.

普段は自宅と学校の往復,夏休みは自宅と夏期講習の往復.周りの大人は「今やっておかないと」と陰に陽に圧力をかけてきます.そのような時,自分の中にある「小さな好奇心」の扱いをどうするのか,普段から考えておきましょう.そうすることで,今は正面から向き合うことができなくても,いつか,自分を形作る大きな柱になると思います.

英語がわからないのか,知識がないのか,or…

4月以降,ブログの更新もままならないほど忙しい日々を過ごしています.一部のOB生徒からは,「先生,お元気ですか」と生存確認に近いメールをいただくことがありますが,当人はいたって元気です.

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さて,今年は高校3年生が多く,さらには本人たちの希望もあり,今の時期から志望大学の過去問を使いながら,精読から英文和訳,和文英訳,さらにはテーマ型のライティングまで,みっちり取り組んでいます(近年,取り上げる頻度が高いのは,東京大学,一橋大学,そして大阪大学です).

先日ある生徒の授業で,大阪大学の過去問(外国語学部:2023年度)を使って英文精読の指導を行っていた時のことです.冒頭部分で “Sherlock Holmes”や”Sir Arthur Conan Doyle”といった馴染みのある名前が目に入ってきました.

その時に生徒が示した反応に,久しぶりに(普段は温和な態度を心がけています),生徒に対して(少しだけ)厳しい口調で話をすることになりました.理由は,これらの名前を適切に音読できなかったため,また彼らが誰であるのか即答できなかったためです.

その後,ほかの複数の生徒でも確認したところ,ほとんどの生徒が同じ反応を示しました.ちなみに,当塾の生徒はすべて富山市内の進学校(と言われる)高校に在籍しており,半数以上は中学時代から当塾で学んでいます.

しかし彼ら彼女らのほとんどがこれらの固有名詞を音読できず,こちらから説明を受けるまで一体だれのことなのか理解できなかったのです...

さすがの私も心が萎えました.「一体なぜこうなってしまったのか」と.

入試問題の出題者である大学教員の考えとしては,これらの人名が使われている英文を用いる意図は明らかです.すなわち「知識の差によって生じる違いを最小限に抑え,純粋に英語力・思考力で受験者の実力を測りたい」ということです.

それどころか,今回の例で言うと,出典は A Study in Scarlet(邦題:緋色の研究)であり,一度目を通したことのある受験生であれば(多くがそうだと願いたい),受験会場で一人静かにガッツポーズをしたはずです.

そのような大学側の「親心・真心」があるにもかかわらず,その恩恵に与れないとすれば,そもそも入試受験会場に向かう資格すらないと思いますが,どうでしょうか(特に「外国語学部」の受験生).

生徒の多くは学校や大手予備校の影響もあり,模擬試験の「点数や偏差値」を気にします,一方,最低限の「常識・知識」を知らないことに,驚くほど無関心です.「誰の責任か」といった瑣末な議論をするつもりはありません.一人の講師としてできることは限られており,現場で指導する人間としては,できること,すべきことを日々,淡々とこなすのみです.

幸いなことに,当塾に在籍している生徒は,日頃私から少々厳しいことを言われても,(意図的に厳しく接しているのではありません)素直に耳を傾けてくれます.また,彼らは皆「そのようなことは今まで(特に学校で)言われたことがない」と言い,改善に向けて行動に移します.要は,アドバイス一つで,いくらでも変化が期待できるということです.

参考までに,韓流好きの生徒に,The Beatlesを知っているかと聞いたところ,「名前は聞いたことがある」という返答...

どうやら,一定年齢以上の大学教員の親切心は,今の時代,お節介になりつつあるのかもしれません.

今年は全員が国内の大学に進学:東京大学(文科三類)

当塾に在籍する受験生すべての進学先が無事決まりました.
年明け早々,能登半島地震があり,精神面の影響を心配しましたが,
困難な状況の中,皆よく頑張ったと思います.

コロナ禍以降は,一部を除き,海外留学を希望する生徒はめっきり減りました.一方で,国内の有名大学へ進学したいという高校生の割合が増加しています.ある意味,富山らしい傾向ですが,正直,少し寂しい思いもあります.周囲と異なる選択をするという行為は,心理的な抵抗が大きいということなのでしょうか.

そのような保守的な土地で育った彼ら・彼女らでも,大学入学後はぜひ留学したいという希望を持っています.都会に出ればさまざまな価値観と出会うチャンスもあるので,固定観念にとらわれず,「和して同ぜず」の精神で頑張って欲しいと思います.

さて,参考までに今年度生徒が進学した大学・学部の一部をご紹介します.
一人目は以下のとおり.

1.東京大学:文科三類

当初はなんとなく文科一類を志望していたようなのですが,私の影響かどうかわかりませんが(笑),国際関係学に興味を抱き,最終的には文科三類にしたようです.東京大学の場合,進振後の3年次からは法学部・教養学部のどちらでも国際関係学が学べます.私自身は教養学部の方が良いという考えであり,このことを伝えると,自分でもいろいろ調べたようです.いずれにせよ,最初に2年間はすべての学生は教養学部に在籍するので,いろいろな刺激を得ながら考えを深めていけばいいと思います.

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本人は将来,官僚になって日本のために貢献したいとのことです.ここまで将来像がはっきりしているというのも頼もしい限りです.また,官僚になるなら外務省がいいのではとプッシュしておきました(笑).外務官僚の場合,本省での研修後に留学の機会があり,配属後は定期的に本省と在外公館を行き来します.日本と海外との架け橋になりたいという気持ちはとても大切であり,そのような崇高な理想が持てる場合は,ぜひチャレンジして欲しいと思います.

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過去10年間富山で指導してきましたが,ここまで意識が高く行動力がある生徒は希有な存在です.勉強面で向上心が高いのはもちろんですが,いわゆるガリ勉ではなく,長年剣道で自分を鍛えてきた文武両道タイプです.長身なので,大学入学後は「格闘技でもやったら」と言うと,そこは意外なことに「古本屋巡りをし,将棋にも打ち込んでみたい」と本人...運動部からの誘いを断るのは大変かもしれません.いずれにせよ,貴重な4年間なので,学業からスポーツ,将棋まで,思う存分楽しんでください.

ちなみに,その生徒には卒業祝いとして以下の本を贈呈,紹介しました.本人からはさっそく「購入しました!」との返事.

Good Luck!

A.贈呈した本

開かれた社会とその敵(K.ポパー)

B.紹介した本

1.ジョージ・F・ケナン回顧録(ジョージ・F・ケナン)

2.国際政治(H.モーゲンソー)

3.歴史の教訓(アーネスト・メイ)

5.決定の本質:キューバ・ミサイル危機の分析(G.アリソン,P.ゼリコウ)

2024年,始動!

生徒の皆さん,保護者の皆様,あけましておめでとうございます.
当塾では,昨日1月4日より2024年度の授業を開始しました.

学校はまだ冬休み期間中だと思いますが,実家に帰省したり,旅行に行ったりと,各自が貴重な休暇を楽しんだようです.

一方では,報道にもある通り,能登半島地震は富山県内にも大きな被害をもたらしています.当塾でも,生徒が落ち着いて授業に参加できるよう,最大限,精神的なケアを行っていく所存です.

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個人的なことを申しますと,私自身は2011年に起きた東日本大震災を東京都内で経験しています.このことから,今回の地震による被害の大きさが明らかになるにつれ,当時の生々しい記憶がよみがえってくる思いです.

さらに言えば,羽田空港での事故を知ったときは,1985年に起きた日航ジャンボ機事故のことが即座に脳裏をよぎりました.当時は学生でしたが,航空機が好きだったことから精神的なショックが大きく,事故が起きた8月12日は,今でも毎年一人で静かに黙祷を捧げ,一日を過ごしています.

年齢を重ねると,人生の中で大きな事故や災害を目にする機会も増えます.しかし,そのようなときこそ,落ち着き,立ち止まり,なぜこのような事故や災害が再発するのか,一人の市民として静かに見守っていきたいと思います.

2024年が,生徒,保護者の皆様にとって平和な一年となりますよう,祈念いたします.

2023年が無事終了.1年間ありがとうございます.

時間が過ぎるのは早く,まもなく2023年が終了します.
縁あって当塾で授業を受講してくださっている生徒,そして生徒の送迎その他,日頃から応援してくださっている保護者の皆様方に,心よりお礼を申し上げます.

当塾は,富山ではほぼ唯一といってよい,マンツーマン指導による高校生専門の英語塾です.2012年の後半から授業を開始し,2023年で約11年間,これまでに高校生を中心に(+中学生・社会人)多くの方々に授業を受講していただきました.来年2024年は12年目となります.

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ふだん富山で指導していると,最近では高校生との間で価値観の相違に悩むことも多く,自分自身が浦島太郎や異星人のように感じられることもあります.一方で,生徒が皆一様に性格が温厚で優しいこともあり,彼らに助けられながら(笑)ここまで続けることができてきたのではないかとも思います.

長年(30年以上),英語講師(時には通訳・翻訳者)として教育業界の片隅に身を置いてきましたが,国際的にはウクライナやパレスチナに見られる国際政治のレベルでの悲劇的な紛争,国内的には共通テストへの移行に見られる大学入試制度の変更等,ここ数年は特に変化が大きいと感じます.表面的な部分で対応しようとすると変化が持つ速度に追いつかない印象です.

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指導を支えているのは,毎回欠かさず授業を受講してくれる生徒の熱意もさることながら,もしかすると私自身が学生時代に指導教官から受けた教えの中にもあるのかもしれません.学生時代の恩師(日本人.専門は国際政治学)は例えて言うならば,J.S.ミル(J.S. Mill,19世紀英国の政治学者)のような人で(ミルには会ったことはありませんが…),教授との「一対一の個人指導」は,毎回,緊張で胃が痛かったことを覚えています.

指導スタイルは,細かな部分には深入りせず,常に「本質的な部分」に目を向けるよう,誘導してくれたように思います.「なぜこのテーマを選ぶのか」,「このテーマが持つ意義は何か」,「君が言いたいことは何か」等,シンプルな言い方ですが,こちらの目を正面から見据え,常にストレートに切り込んで来ます.

当塾の生徒は高校生であり,大学生・大学院生の指導とは異なります.しかし,彼ら・彼女らも近い将来,大学生になります.当然ですが,私が学生だった時代とは表面的には価値観が異なります.ただし,当塾ではこれまでも,そして今後も「本質的な部分」に目を向け,模索しながら,生徒との「一対一の対話」を愚直に続けていきたいと思います.

富山市の高校生が英検準1級ダブル合格.実用英検の受験を指導の主軸に据えている理由.

富山市在住の高校生がそろって実用英検準1級に合格しました.
今回は二人ともS-CBTでの合格です.

以前はほとんどの生徒が「本会場受験」を選んでいましたが,最近は「S-CBT」の割合が高くなってきました.生徒の多くは学校でGTECの受験経験もあるため,コンピュータ操作がネックになることはないと思います.さらに学校の定期試験時期との重複も避けられるため,紙の問題用紙に対するこだわりがなければ,「S-CBT」での受験を検討してみましょう.

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ちなみに,将来の希望進路を確認したところ,二人の内の一人は「官僚」,もう一人は「未定」だそうです.いずれも富山の高校生らしく「国内の大学」への進学を希望しています(少し残念…).

いずれにせよ,大学受験前に準1級に合格することができ,二人とも大変喜んできます.

当塾では日頃から,「表面的な偏差値」や「世間の評価」,さらには「問題の解き方」といった視野の狭い価値観に縛られることなく,「良質な英文を精読」することと,「自分で調べる」こと,そして「意識を外に向ける」ことを指導の根底に置きながら授業を行っています.

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準1級レベルになると,一般的な高校生の知識では難しいと感じるテーマが出題されます.たとえば,最近面白かったのは,第二次大戦時に英国がアフリカ戦線で採用した軍事作戦や,同じ英国内におけるイングランドとスコットランドの歴史的な権力闘争(なぜ国家間の関係にローマ法王が関与するのか等,世界史を選択していない生徒にはわかりにくい)などです.

学校から与えられる課題を機械的にこなすだけではなく,時には辞書や資料と格闘しながら英文を読み込む学習姿勢は,それこそ一生の財産になります.なぜ自分から手を動かして辞書や資料を確認するのか,なぜ「どういうことか説明してください」との質問に口頭で説明するよう毎回の授業で求められるのか,ほとんどの生徒は「今は」わからないと思います.なぜなら,これらはすべて「大学入学後の学び」に生きてくるからです.

ちなみに準1級合格後はどうするか.当塾では生徒の意向を確認しつつも,通常はすぐに志望大学の過去問を使うことはせず,そのまま1級の英文精読とライティング指導に移行します.準1級に合格するということは,高校生としては高いレベルの英語力があることの証です.ただし表面的な試験テクニックに走らないよう配慮する必要があること,「英文読解力」や「論理的な思考力」を一段高いレベルで磨くことが後の大学入試,さらには大学での主体的な学びに生かせると確信していることから,引き続き良質な英文やテーマの宝庫である1級の英文精読を継続します.

OBによる大学紹介-3:金沢大学(医学部:医学科)

OBによる大学紹介,第3弾は「E.T」さんです.「E.T」さんは現在,金沢大学大学・医学部3年生として,学業とサークル活動の両方で充実した大学生活を送っていらっしゃいます.では,始めましょう.

Q1. こんにちは.お名前をどうぞ.

「E.T」です.

Q2. 在籍大学と学部・学科について教えてください.

金沢大学の「医薬保健学域医学類」3年生です.

Q3. 金沢大学の志望理由を教えてください.

恥ずかしながら特に強い理由があるわけではありませんでした.父が医師だったこともあり,医学という学問が身近に感じられ,かつ憧れの対象であったことが一番の理由です.

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宝町キャンパス:01

Q4. 金沢大学に入学後の印象はどうですか.

 周りの人と競争する大学受験とは大きく異なると感じました.例えば,テスト時にみんなで協力しあい,一緒に合格しようという意識が強いことに驚きました.また,入学してからも勉強ばかりかなと想像していたのですが,いつも勉強という感じではありません.ほとんどの学生が医学類の部活動に所属し,アルバイトを掛け持ちしています.
 
 一年次は山の中にある「角間キャンパス」,2年次から6年次までは「宝町キャンパス」でそれぞれ学びます.宝町キャンパスは兼六園や金沢城など金沢を代表する観光地が徒歩圏内にあり,勉強で疲れたときなど,散歩すると心が和みます.

Q5.英検準1級を取得されていますが,取得時期や対策の際に心がけたことを教えてください.

高校2年生の時に,準一級に合格しました.準一級を取るには,英語力はもちろんですが,何よりも長文やリスニングの内容が高度であることから,理系文系問わず幅広い分野における基礎知識が必要です.そのような教養があまりないと当時は感じていたので,AEAの授業を通して,過去問その他の英文を精読することで,合格に必要な知識や教養を身に付けることができました.特に,長文読解では,パッセージ全体の主旨を捉えることや,出題者の意図を考えることの重要性も学びました.初めはあまりできなかったですが,試験までにはできるようになりました.

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宝町キャンパス:02

Q6.英語・英検をどのように生かしていますか.例えば英検を取得することが何らかのメリットになっていたり,大学での学びに活かすことができていますか.さらには自主的な学びにつながっていますか.

一年次にTOEICを受験しました.大学の規定により730点以上の点数を取っていると授業が免除されます.

ニ年次には「医学英語」という授業があり,英語で医療倫理を学んだり,診察する練習をしたり,医学の専門的な内容を英語で読んだりします.高校時代,AEAで行った大学受験や英検対策を通して,Scienceその他,医学関連の英文をすでに読んでいたこともあり,それらの学びが生きていると感じます.

Q7.大学での英語授業の印象はどうでしょうか.学生のモチベーションや担当教員の意識,使用教材や授業の進め方について教えてください.

一年次は基本的には週に2回,ネイティブ講師による英語の授業があります.また,共通教育科目が英語で開講されているものもあります.TOEICの勉強だけでなく,コミュニケーションを中心とした授業が受講できます.

二年次では,先ほども触れましたが「医学英語」の授業が行われます.加えて,専門科目においても「解剖用語」を英語で覚えたり,授業で配られる資料が全て英語のものもあります.

Q8. 異文化交流はあるのでしょうか.外国人の教員や留学生との交流,留学の有無について教えてください.

ネイティブの講師が2人いらっしゃいます.お二方とも医学を学んでいたということもあり,医学分野でのコミュニケーションを学ぶことができます.

一年次にエジンバラの医科大学に短期留学するプログラムや,上級学年次に,ニューヨークで医学研修するプログラムもあります.

Q9. 仕事上のキャリアや展望等,将来の予定は決めていらっしゃいますか.

まだ医学の現場をしっかりと見たことがなく,来年から行われる「病院実習」を通して自分の将来をどうするか,じっくり考えていきたいと思います.自分としては,生まれ育った北陸の医療に貢献したいという希望を持っています.

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部活のスキー合宿

10. 最後に,後輩・受験生に向けて,当塾の授業で役立ったことがあれば教えてください.

AEAに通ったことで「英語の4技能」を学び,身に付けることができました.それだけではなく,学校の課題に追われ,課題をこなすことに気を取られがちだった時,課題はが全てではなく,視野を広げ,幅広い教養を身に付けることの大切さも学びました.

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「E.T」さんは中学・高校時代の約5年間,当塾で学びました.入塾当初からモチベーションが高く,口数は多くないものの,内なる闘志を秘めているという印象でした.中学時代に英検2級に合格,高校入試もスムーズに目標を達成,高校2年次に英検準1級まで進みました.自分からはっきりとは言わないものの,医学部に進むだろうと思われたため,英検1級や雑誌Scienceの英文を精読することで,医学部合格に必要な力を着実に身に付けていきました.本格的に英検1級合格を目標にするようアドバイスしようとも思いましたが,本人の希望を尊重し,高校3年生以降は医学部合格を最優先しました.

印象に残っているのは,いつも重いリュックを背負いながらも,愚痴一つ言わずに黙々と通塾し,授業に参加する姿です.たまに厳しいことを言ってもポーカーフェイスで表情があまり変わらないので,話が通じているのかどうかわからないこともありましたが(笑),最後にはきっちり結果を出す,論より証拠といったタイプの生徒でした.

本人も述べているとおり,今は学業・サークル活動の両方で大学生活をエンジョイしているようです.おそらくは,今はこれまでの人生で最も楽しい時期だと思います.思いっきり楽しむことで,今後の人生の糧にして欲しいと思います.応援しているので,ぜひ頑張ってください.

当塾在籍の生徒(富山市)による米国滞在記:2023年夏.

富山市在住の中学生・高校生による米国滞在記

今年の夏は,当塾在籍の生徒3名(富山市在住)が米国西海岸に滞在しました.内訳は中学1年生が1名,高校2年生が2名です.全員が楽しく過ごせたようで,帰国後に英語で報告してくれました.以下はその内容の紹介です.

1. KYさん

KYさんは現在中学1年生です.
実は彼女は幼稚園の年長時代から当塾で学んでおり,一番の古株生徒でもあります.
今回は米国西海岸に約1ヶ月間ホームステイしました.
以下は,彼女が米国滞在中に記録した日記の一部です.

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7/21/Fri:

My dream has come true!
Today, I landed on America after ten-hour flight from Tokyo.
With no jet lag, I’m very excited to meet my host family.
They are all very kind and nice people.

8/4/Fri:

Today, we went to a big shopping mall and had a lunch together.
I tried some pizza and a strawberry cheesecake.
They were all very big and delicious!
At night, we enjoyed singing songs with Karaoke together.
I played the violin, too.
It was fun!

8/12/Sat:

Today, I had a big surprise!
We visited an amusement park named “Knott’s”.
I enjoyed riding a lot of attractions with my host brothers and sisters.
We are all excited and exhausted.
I want to come again soon !
Thank you.

2. RAさん

RAさんは現在高校2年生です.
学校が募集した海外研修でSan Franciscoに滞在しました.

I had a great “ten days stay” in San Francisco.
Many American people welcomed us with their hospitality and generosity.

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Please allow me to talk about my host family first.
Jim, my host father, retired from his job 5 years ago after working at Apple surrounded by many “high-caliber” people. It was a good experience for me to talk about a lot of things with him.
Also he took me some interesting places such as “Fisherman’s Wharf” and “Pickleball”.

I was also impressed by U.C Berkeley, one of the most prestigious universities in the U.S.
The campus is so beautiful under the blue sky, and surprisingly, the total area of the school is ten times larger than that of Tokyo Disney land! With some students taking a nap on the lawn, it presents a very peaceful atmosphere.

I wanted to stay there forever because everything was fresh for me. I found that respecting people around you (e.g., your friends and family members) is the most important thing to live your life happily. Every American I met was friendly and positive for enjoying their own life. By saying something positive, you can make both people and yourself happy. I think this is “the thing” I learned from my short stay in America.

I know that my experience reflects only a small part of this country because I’ve already learned a lot from my teacher at Across. He often says, “The deeper you learn, the more you get to know about this wonderful country filled with ever-changing dynamism and diversity.”

Staying in the U.S gave me a lot of things and taught me how to live in a difficult situation.
While studying English in Toyama, I’m thinking that I will be back in the U.S in the near future.
Thank you.

3. KNさん

RAさんと一緒に,学校が募集した海外研修に参加しました.
彼女も米国滞在は今回が初めてです.

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This is my first time to visit a foreign country.
I’m lucky because I was able to broaden my perspectives not only by meeting nice people but also by experiencing cultural differences between Japan and the U.S.

Particularly, I was very impressed to see how American people greet their friends.
For example, my host mother welcomes people with a big hug and kisses!

I was little nervous about staying abroad for a long time, but going to the United States has changed my mind.
So far, although I’m still not sure which college to choose, I’ve begun to think that studying abroad would be nice.
Thank you.

OBによる大学紹介-2:津田塾大学(学芸学部:国際関係学科)

OBによる大学紹介,第2弾は「U.K」さんです.「U.K」さんは現在,津田塾大学・国際関係学科2年生として,充実した日々を送っていらっしゃいます.では,始めましょう.

Q1. こんにちは.お名前をどうぞ.

お久しぶりです.「U.K」です.

Q2. 在籍大学と学部・学科について教えてください.

津田塾大学,学芸学部国際関係学科 2年生です.

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Q3. 津田塾大学の志望理由を教えてください.

以前から自分の興味関心がある学部系統であり,英語教育に力を入れつつ,世界を視野に学べる点に魅力を感じたからです.また,創立者の津田梅子先生をはじめ,卒業生の社会での活躍を知り,この大学で学ぶことに決めました.

Q4. 津田塾大学に入学後の印象はどうですか.

総合政策学科の人は千駄ヶ谷キャンパス,それ以外の学科の人は小平キャンパスとなります.私の通っている小平キャンパスは,良い意味で東京であることを忘れさせてくれる自然豊かで落ち着いた雰囲気のキャンパスだと感じます.

津田塾大学の学生は何事にも一生懸命な人が多い印象です.また,少人数であるため学生同士が密に関わることができます.一方で,人との距離感も適度にあるため,時には一人で読書したり一息ついたりと,それぞれが自分のライフスタイルを確立して大学生活を送っているように思います.

Q5.英検準1級を取得なさっていますが,取得時期や対策の際に心がけたことを教えてください.

準1級は昨年取得しました.対策の際は,リスニング力の強化に重点的を置きました.特に,リスニング・スクリプトを何度も繰り返し聴いたりシャドーイングしたりする時間を確保しました.また,AEAで教わったとおり,読解の際に気になった単語や内容はその場ですぐに調べるように心がけました.本番での緊張を想定し,普段から試験と同じ形式で取り組み,慣れるようにしました.

Q6.英語・英検をどのように生かしていますか.例えば英検を取得することが何らかのメリットになっていたり,大学での学びに活かすことができていますか.さらには自主的な学びにつながっていますか.

津田塾大学では英検が入試や授業に活用されることは特にありません.しかし,高校時代にAEAで英検その他,良質な教材を使って英文を精読・筆写することで蓄えた知識や感覚は,大学入学後に原書を読んだりニュースを聴いたりする際に生きていると感じます.高校時代にこのような自分の価値観の基礎を築くことができ,感謝しています.

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Q7.大学での英語授業の印象はどうでしょうか.学生のモチベーションや担当教員の意識,使用教材や授業の進め方について教えてください.

英語の必修科目では,英語の四技能を養いながら,それらを統合的に使って学びを深める授業が多岐にわたり用意されています.例えば,リーディングでは精読重視の授業もあれば,多読重視の授業もあります.多読重視の授業では,週に1冊のペースで数多くある原書から自分の好きな本を読み,英語でプレゼンテーションします.また,発音と聴き取りの授業では,CNNニュースやYouTubeコンテンツを活用して自然な英語の速度に慣れたり,自分の発音を録音してシャドーイングしたりします.大変な部分もありますが,その分やりがいと成長を感じられます.

Q8. 異文化交流はあるのでしょうか.外国人の教員や留学生との交流,留学の有無について教えてください.

「チャット・ルーム」を昼休みに利用できます.参加するとドイツ,ロシア,中国など様々な国の方と気軽に話すことができます.英語でのコミュニケーションだけでなく,他の外国語でも話すチャンスがあり,とても素晴らしいシステムだと感じています.

「ライティング・センター」では,アカデミックな文章や手紙から,留学や就職で必要な志望書まで,あらゆる文章の相談に応じてくれます.英文ライティングの相談に行くと,ネイティブの先生が1対1で応対し,一緒に考えてくださるため,外国人教師とお話ししながらライティング力を養うことができます.

津田塾大学は「4ターム制」で,必修科目がない第2タームと夏休みの計約2ヶ月半は「ギャップ・ターム」となっています.この期間を利用し,学生は学外での学びに大いに活用しています.たとえば,1-2ヶ月留学に行く人もいますし,休学して1年間の長期留学に行く人もいます.海外の大学と連携した津田塾大学の学生が参加できるオリジナル・プログラムが数多くあるため,手厚いフォローの中,安心して留学できる環境が整っていると思います.

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Q9. 仕事上のキャリアや展望等,将来の予定は決めていらっしゃいますか.

自分の将来については模索段階です.AEAや大学の内外で学んだことを自分の中に落とし込み,また東京で様々な人と交流したり講演会に足を運んだりしながら,たくさんの人から刺激をもらい,自分で納得のいくキャリアを見つけたいと思います.

10. 最後に,後輩・受験生に向けて,当塾の授業で役立ったことがあれば教えてください.

AEAの授業で触れた様々な英文や先生との対話から,自分の頭で考えるという本質的なことを学びました.このことが,英語力はもちろん,今の自分の考え方にも役立っていると感じます.皆さんもAEAで世界に目を向けて充実した時間を送ってください!

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「U.K」さんは高校時代の3年間,当塾で学びました.

当初から大好きな英語を生かした大学・学部に進学したいという希望を持っており,津田塾大学・国際関係学科という伝統ある大学・学科に入学したことを私自身,大変うれしく思っています.大学での素晴らしい仲間との出会いは,一生の宝物になることでしょう.

少子化が加速する中,最近は女子学生の大規模大学・共学志望が高まっています.背景には,大学側のしたたかな女子学生獲得戦略があるのですが,当塾では以前から少人数のリベラル・アーツ系大学が持つ長所を生徒に伝えています.教員や学生同士の距離が近く,幅広い分野を柔軟に学べる津田塾大学のカリキュラムは,「学業を優先し真面目に学びたい学生」には理想的な環境です.

さらに,昔から「英語の津田塾」と呼ばれているとおり,津田塾の英語カリキュラムは,国内の大学英語教育においてはほぼ完成形に近いのではないかと思います.また「ギャップ・ターム」も面白いですね.学生と大学側との信頼関係があってこそ成り立つシステムであり,このような,真面目な学生にこそ適度な「自由」を与えるべきという教育方針には大いに共感します.

「U.K」さんは,この「ギャップ・ターム」をどのように過ごすのでしょうか.今度聞いてみようと思います.

高校主催の米国研修に参加している高校生からの便り.

現在,当塾在籍の高校生2名が,高校主催の米国研修に参加しています.

滞在先はSan Franciscoです.

さっそく,その内の1名からメールがありました.

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滞在中の様子が長文の英文で詳細に書かれているのですが(普段のライティング指導でもこれくらい書いてくれると嬉しい),一言で要約すると「帰りたくない!」ということのようです(笑).

San Franciscoは,産業・学術面ではSilicon Valleyに代表される情報知能の集積地であり,文化面では戦後米国におけるリベラル・ムーブメントの中心舞台です.

長年UNIXに親しんでいる古参のIT Geekからすると,地方の高校生がいきなり海を超えてUC Berkelyに足を踏み入れるなど考えられないことであり,本人たちも,自分たちがどれほど恵まれた経験をしているのか理解していないと思います.帰国したらたっぷり話を聞かせてもらう予定です.