2015年度第2回 英検 が近づきました。
中高生の皆さんは、学校の定期試験などもあり忙しい日々が続きましたが、よく頑張りました。授業で学んだことを素直に実行すればおのずと結果はついてきます。残された時間は多くありませんが、具体的な 英検 対策として今からでもできることを述べおきますので参考にしてください。
1. すべての受験級
1-1. 英検 語彙問題
「Pass単」等の単語集の暗記に取り組み、それらの単語を記憶の度合いに応じて分類したと思います。全部を見直す必要はありません。記憶があいまいな単語を中心に見直しをしてください。
1-2. リーディング問題
- 設問問題文の先読手順を確認してください。その際、固有名詞(人名、地名)、「one thing」などの部分を素早く丸で囲んでください。選択肢まで読む必要はありません。
- 最初の設問の答えを探すために最初のパラグラフを読みます。英検は読書の時間ではありません。パッセージは解答のためにあることを忘れないように。読書の楽しみは後に取っておきましょう。
- 「パラフレーズ(言い換え)」を確認してください。パラフレーズについては授業で説明しました。過去問をしっかりこなした人は頭と体の両方で覚えているはずです。また本文中でパラフレーズが使用されている個所にはマーカーで線が引かれていると思います。それらと正解選択肢を照らし合わせる作業を過去問3回分程度おこなってください。
1-3. リスニング問題
- 過去問で間違えた個所について正解選択肢の「リーズニング」を確認してください。その後、該当箇所の音声を聴き、頭と体(耳)の両方で納得できることを確認してください。
- 過去問3回分程度を目安にシャドーイングしてください。
2. 2級
2-1.整序問題
2級に出題される整序問題は、過去問で間違えた問題のみ、確認とシャドーイングをおこなってください。あと、ここはマークシートで記入ミスが発生しやすい箇所です。本番ではあわてずに落ち着いてマークしましょう。
3. 準1級
3-1. 作文問題
準1級ではメール形式の作文があります。対策授業で作成したひな形を活用してください。授業に参加した人は問題ないと思いますが、念のため大切な点について1つだけ述べておきます。
準1級の作文は、基本的にメールに対する返信です。したがって送信者の質問に適切にこたえることが大切です。質問の数はいくつか、それらにすべて答えているかを確認してください。文法的に正しい英文を書くことができても、質問に正しく答えていなければ高得点は得られません。
以上、文章で書くとやることが多いように見えますが、これらはすべて過去2-3か月の間に頭で理解し、体で反応するよう取り組んできたことであり、まじめに取り組んだ人は条件反射的にできるようになっているはずです。自信を持って本番に臨んでください。