このたび,2020年度第3回,実用英語検定試験にて,現役の医師である社会人受講者の方が英検準1級に合格しました.おめでとうございます.
この方は,過去に2級に合格後,一念発起して準1級に独学でチャレンジしたのですが合格には至らず.その後,当塾の門を叩き,約1年間の受講を経て無事合格を勝ち取りました.
普段内科の医師をされていることもあり,多忙な中でも非常に向学心にあふれており,日々学習方法を自ら工夫しながら学習を継続されました.隙間時間を存分に活用する様子を見ていると,まさに「地道は近道」を体現している方です.
指導方法としては,社会人ということもあり,一般常識や知識の説明が最小限で済ませることができ,いかに日々の生活の中に学習・トレーニング時間を効率よく組み込んでいくか,どのようなテキストや素材を使うことで興味やモチベーションを持続させられるかということに焦点を置きました.
ご本人は,自分は理科系なので政治や歴史等,人文・社会科学系の問題が苦手と謙遜しておっしゃっていましたが,英字新聞に目を通すといいですよとアドバイスすると,The Japan Times Alfaなどの英字新聞も購読するようになり,政治や国際面にも目を通すことが習慣にもなったようです.
また,今回は関東在住のお孫さんも準1級に同時合格するという非常におめでたい結果となりました.ご本人によると,「孫には負けていられない」ということだそうです.やはり身近なライバルがいると,励みになるようです.
コロナ・ウィルスの収束が見えない状況の中,医学的な見地からアドバイスをいただくこともあり,とても楽しく授業を続けることができました.
合格は嬉しいと思いますが,しばらくするとまた次の目標委が視野に入ってくると思います.是非次は1級にチャレンジして欲しいと思います.