医学部志望の大学受験生,苦手意識を克服し,実用英検準1級に合格.

2021年度第1回目の実用英検について合否の発表がありました.タイトルに示したように,今回は嬉しいことに,医学部志望の大学受験生を含め,準1級と2級の両方で合格者が出ています.

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準1級に合格した生徒は,実は一次・二次共に初回受験での合格ですが,受験した当の本人は大変驚いています.

なぜなら,この生徒は,春に集中授業に向けて面談を実施したときは,開口一番「英語に苦手意識がある」と述べていたからです.

話を聞いてみると,現役で医学部を受験したが残念な結果に終わったこと,原因は英語にあると感じており,なんとしても英語の力を上げる必要があることのことでした.集中授業からの開始でしたが,最初は2級レベルの英文も理解が不十分な箇所があり,少しわからない英文に出くわすと渋い表情を見せてしまうという状況でした.

当塾では,高校3年生以降に授業を開始する生徒もいますが,彼ら・彼女らには共通した特徴があります.顕著なのは,音声に無頓着であるか,関心が薄い(教科書に付属するCDは聴かないし,洋楽等の音楽にもあまり興味がない),音読が苦手,従って一定量の英文を一定の速度で読み進めることができないか,もしくは苦手である,リスニングも,学校から配布されるドリルをこなすだけといった具合です.

これらの生徒は,英語における情報伝達の基本であるパラグラフ・リーディングその他について,学校あるいは自分できちんと学んでいないため,パラグラフを読み終えたときに頭に情報が残りません,ライティングにおいても,学校では和文英訳のドリルをこなすことが中心であったり,自由英作文を含めたライティングの添削指導が不十分であったりするため,彼らが書くエッセイは日本語をそのまま英文にしただけという感じです.

今回準1級に合格した生徒は,医学部に進学したいという位ですから,基本的な学力は十分に備わっているはずです.したがって,本人が感じる「苦手意識」がどこから来ているのか,根拠があるのか,もしかすると錯覚に過ぎないのではないか,探りながら授業を進めました.

高校時代に散々ドリルをこなしていることから,基本文法は身についています.従って以下の課題を克服すべく計画を立てて授業を進めました.最優先課題は語彙力を増やすことです.2級レベルの語彙も怪しいことが判明したため,過去問を使って必須単語を明示し,辞書の例文をノートに書き取るよう指示.リーディングは内容が平易なリスニング・スクリプトを使ってパラグラフ・リーディングの基本を頭と体にたたき込みました.

1ヶ月ほど経過した時点で2級レベルの英文はほぼ理解できるまでに進歩,遠慮せずに準1級に向けて頑張ろうと励ましました.素直な性格なので本人もやる気が出てきた様子.ここでもリスニング・スクリプトの音読・精読から開始.ただし,語彙や内容すべてがレベルアップし,最初は渋い表情.授業ではゆっくり音読・精読し,自宅でも必ず復習の時間をとり,音声の視聴は欠かさないよう念を押しました.

集中授業(16回)の半分ほどが済んだ時点で,準1級のリスニング・スクリプトは内容がほぼ理解できるようになり,リーディングの精読に移行.本格的にパラグラフ・リーディングの学習を開始しました.実用英検は年に3回受験の機会があります(会場受験の場合).このため,問題のレベルや傾向は一定に保たれています.各級で出題者が求めていることは何か,本文中の英文を示しながら解説.段落の構造やパラフレーズを学ぶことで,設問の正解と本文中で根拠となる英文には密接な関係があることが身をもって理解できるようになります.

ライティングは,本番までに数回添削.最初はつたない英文でしたが,正しい書き方を学ぶことで,合格レベルの内容に仕上がりました.

一次試験終了後は「リスニングに自信がない」と言っていましたが,結果は見事1回の受験で合格.二次試験も「イラスト問題」,「自由応答問題」共に,簡単に応用できるテンプレートを使って口頭練習.一次試験同様,こちらも1回の受験で合格しました.

現役で志望する大学に合格できず,もう1年頑張ろうと決意した生徒の場合,目に見えないプレッシャーを感じていることと思います.今回の合格をきっかけに,次のステップに向けて楽しく頑張っていきましょう.

医学部2名合格:富山大学,金沢大学

今回,当塾に在籍する受講生2名(共に女子生徒)が富山および金沢両大学の医学部に合格しました.おめでとうございます.の当塾からは初めての医学部合格,しかも2名のダブル合格です.志の高い高校生が自らの希望を叶える姿を見ることができ,個人的にも大変嬉しく思っています.

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さて,結果論から言えば非常にうれしい話なのですが,当初は指導の方法や内容の点で大いに悩みました.そこで,まずは富山大学,金沢大学それぞれの過去問を細かく分析し,どうすれば普段の授業に生かせるか考えました.また,医学部には面接があるため,この点についてもフォローする必要がありました.個人授業であるため,細かくみれば,二人の授業には異なる点もあります.ただし全体で見れば,概ね以下のような基本的なスタンスで授業計画を立て,1年間の授業を進めました.

1. 自らの決意が揺るぎないものであることを意識喚起する.

大学入学1年前に手帳を持参させ,第1ページ目に,「2021年,4月1日,私○○は無事△△大学医学部に入学することができました」と書かせました.いわゆる「願えば叶う」です.私自身,人生は,意識するしないに関わらず,良いことも悪いことも,概ね自分が思い描いた通りになると見ています.物事が成就できるかどうかは思いの強さに比例します.

2. 物事を高いレベルから俯瞰する

大学受験背一全体で医学部を受験し,実際に入学する割合はどれくらいでしょうか.また大学側は入学する学生に対して何を求めるのでしょうか.今のコロナ・ウィルスを取り巻く状況を見てもわかるとおり,物事は必ずしも計画どおりには進みません.門外漢の人間が言うことではありませんが,医師になれるかどうかは,入試や国家試験を含め,最終的には試験次第です.しかし医学部の入試には「面接」があります.そこで授業では,なぜ医学部の入試に面接があるのか,生徒自身に考えてもらいながら,また「一対一の対話」を通して自らの言葉で表現する練習を重ねながら,指導を続けました.

3. 偏差値以外の尺度を持つ

「面接」があることとも関連しますが,たとえば富山大学の医学部は,英語に関しては独自入試です.つまり他学部とは問題が異なるということです.具体的には科学誌Scienceが出題時の素材として好まれる傾向にあり,この点についても,特に過去1年間のScienceエッセイの中から受験問題としてふさわしいと思われる素材を検討・選択し,授業でも使用しました.ヤマを張るということではなく,問題作成者であればどのエッセイを採用するかを考え,50本程度目を通した中から10本程度を選び出し,授業で使用したというだけのことです.

当然ですが,普通の高校生は自らScienceに目を通すことはありません.ほとんどの生徒は学校から与えられる課題を無自覚にこなすだけです.一方の大学側は,高校生が普段どのような学習をしているか,あるいはしていないかということをお見通しです.数段高いところから受験生に手を差し出し,「医学部に入学したいのであれば,偏差値や模擬試験の結果ばかり口にせず,自分の頭で考え,手を伸ばしてここまで上がってきてください」と言っているように私には思えます.「○○模試」のような模擬試験のスコアばかり気にする生徒は,自分には何か大きく足りない側面があるのではないかと考えてみることも大切です.

現在,4月以降の受講申し込みや面談依頼が複数来ていますが,医学部志望の生徒も何人か含まれているようです.不安が続く時代に医療の現場に自ら立ちたいと考える高校生がいるのは日本にとっては大きな救いです.今後も,彼ら,彼女らの希望が叶うよう精一杯授業で応援します.一緒に頑張りましょう.

社会人受講者:英検準1級合格

このたび,2020年度第3回,実用英語検定試験にて,現役の医師である社会人受講者の方が英検準1級に合格しました.おめでとうございます.

この方は,過去に2級に合格後,一念発起して準1級に独学でチャレンジしたのですが合格には至らず.その後,当塾の門を叩き,約1年間の受講を経て無事合格を勝ち取りました.

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普段内科の医師をされていることもあり,多忙な中でも非常に向学心にあふれており,日々学習方法を自ら工夫しながら学習を継続されました.隙間時間を存分に活用する様子を見ていると,まさに「地道は近道」を体現している方です.

指導方法としては,社会人ということもあり,一般常識や知識の説明が最小限で済ませることができ,いかに日々の生活の中に学習・トレーニング時間を効率よく組み込んでいくか,どのようなテキストや素材を使うことで興味やモチベーションを持続させられるかということに焦点を置きました.

ご本人は,自分は理科系なので政治や歴史等,人文・社会科学系の問題が苦手と謙遜しておっしゃっていましたが,英字新聞に目を通すといいですよとアドバイスすると,The Japan Times  Alfaなどの英字新聞も購読するようになり,政治や国際面にも目を通すことが習慣にもなったようです.

また,今回は関東在住のお孫さんも準1級に同時合格するという非常におめでたい結果となりました.ご本人によると,「孫には負けていられない」ということだそうです.やはり身近なライバルがいると,励みになるようです.

コロナ・ウィルスの収束が見えない状況の中,医学的な見地からアドバイスをいただくこともあり,とても楽しく授業を続けることができました.

合格は嬉しいと思いますが,しばらくするとまた次の目標委が視野に入ってくると思います.是非次は1級にチャレンジして欲しいと思います.

大学入試 過去問対策授業 Skype(「1対1の個人授業」)で開講中

実施が心配された「共通テスト」も無事終了し,大学受験生は私立大学の一般入試,国公立大学の前期試験に向けて最後の追い込みをかけていることと思います.

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当塾でも毎年,現役生・浪人生含めて,各自が自ら定めた目標に向かってラスト・スパートをかけているところです.進路は様々です.ただし今年はCovid-19の影響もあり,すべての受験生が国内の大学への進学を希望しています.

現時点では,ごくわずかですが授業に空きがあり,在塾生以外の方も授業の受講
が可能です(1-2名程度).私立・国公立を含め,過去問対策,特に,長文(超長文)や自由英作文,リスニングで不安を感じている方は遠慮なくご連絡ください.

当塾の授業は全て「1対1の個人授業」です(「対面」または「Skype」).今は全国的な外出自粛がなされていることもあり,原則,授業はSkypeで行います.外出による感染リスクもありませんので,安心して学習に集中できます.

空き時間に限りがありますので,ご希望の方は早めのご連絡をお願いいたします.

1月中の授業はSkypeで実施します.

生徒・保護者の皆様

日頃は当塾の授業・指導にご理解を賜り,厚くお礼を申し上げます.

さて,コロナ・ウィルスの新規感染者数増大が報道される中,皆様におかれましても様々な不安や不便を感じていらっしゃることと思います.昨日は福岡や岐阜等,大都市圏以外の地方都市でも緊急事態宣言が発動されるに至りました.富山でも行動制限が「ステージ2」へと強化されました.

このような状況を受け,当塾では生徒保護者の皆様の安全や利便性を最優先し,1月中は原則,残りの授業をSkypeで実施することといたします.教室で皆様にお会いできないのは残念ですが,今は社会全体で危機を乗り越えるべき時期であると考えています.

幸いにも当塾は全ての授業を個人授業で行っており,対面・Skypeのいずれも柔軟に選択・実施することができます.
このようなメリットを生かし,今後も生徒の皆様が安心して学習に専念できる環境を維持していく所存です.ご理解・ご協力をお願いいたします.

  1. 期  間:1/14,Thu – 1/31, Sun.
  2. 授業時間:通常通り.
  3. 授業方式:Skype
  4. 補足事項:

受験生等,対面での授業をご希望の場合は,別途ご連絡ください.

以上,よろしくお願いいたします.

2021年,始動!

生徒,受講者の皆様.
あけましておめでとうございます.

本日1月4日,2021年最初の授業を無事スタートすることができました.

昨年は,多くの方々に当塾の授業をご受講いただき,ありがとうございます.2021年も,生徒の皆様一人一人にとって実りある年になるよう願っています.

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今後,コロナ・ウィルスの感染状況により緊急事態宣言の発動や学校の休校があるかもしれません.当塾でも,当面は政府や自治体の対応・発表を注視しながら,生徒・受講者の皆様がスムーズに授業を受講し,学習が継続できるよう最大限配慮します.

幸いにも,当塾は原則としてすべての授業を「1対1」の個人授業で実施しています.外出制限が強化された場合でも,授業方式を「対面授業」から「Skype」へ変更するだけで済みます.授業に大きな支障は生じないのでご安心ください.これまでの経験から,Skype,対面,いずれの場合も,大きな違いはないと考えています.楽しく頑張りましょう.

社会人を対象とした授業の新規申込をいったん停止します(高校生の授業を最優先します).

当塾は,高校生を中心に授業を行っておりますが,不定期で社会人の方も受け容れています.これまでにTOEFLの受験対策や,社会人枠で医学部への編入を目指す方をサポートしており,現在も英検上位級の合格を目指す方を対象に個人授業を行っています.

しかしながら,最近は医学部志望者の増加等,受講・入塾相談の内容に変化が見られることや,共通試験の開始に伴う受検指導の見直し等,これまで以上に授業の準備に十分な時間の確保が必要になってきました.このため,当面は高校生の指導・授業を最優先し,特に3月までは大学受験生のサポートに全力投球することといたします.

4月以降は,一時的に授業スケジュールに余裕が生じると思われます.ただしその際も,現在受講なさっている社会人受講者の方々からの紹介をお持ちの方を優先します.ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします.

医学部志望者の増加に伴い対策を拡充します:富山大,金沢大

去年あたりから国内の医学部への進学を希望する高校生からの入塾相談が見られるようになりました.これまでも理系志望の高校生はいましたが,大抵は工学部・理学部に進む生徒であり,入塾相談の段階から医学部受検を明言する生徒はあまりいませんでした(中には,中学の段階から医学部志望を明言する生徒もいます).

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それとなく確認したところ,現在は在籍生徒の半数近くが医学部を志望または選択肢に入れているようで,しかもほとんどが女子生徒です.男子の場合は,父親が医師であっても医学部以外の理系学部に進む生徒や,医学部を志望しつつも,心の中ではゲームやITに対する興味・関心が強く,中には医師の仕事をしながらゲーム実況も頑張りたいと考える猛者もいるなど,女子とは考え方が異なります.

このような傾向を踏まえ,去年から北陸の主要大学である富山大学と金沢大学の医学部・過去問に対する分析を続けてきたところです.それらを踏まえて言えるのは,特に富山大学の場合,現役生が自力で対処するのは難しいだろうということです.

例えば富山大学の入試問題ではScienceのエッセイが好まれる傾向にあります.腸内細菌等,体内の細胞に関する新しい発見であったり,職業の選択や軌道修正で悩む大人の体験談が主な内容ですが,受験生である高校生はこのような専門色の濃い英文を制限時間内に読みこなし,最後にはポイントを絞ったエッセイとして仕上げる必要があります.

いったいどれだけの高校生が,普段の勉強で科学紙ScienceのWebサイトに自らアクセスし,出題傾向を踏まえた上でエッセイや論文をダウンロードし,自力で読みこなし,ポイントを絞ってコメントし,最後に250ワードのライティングとして仕上げることができるのでしょうか.

富山大学・医学部の一般入試に現役で合格する県内高校生の人数は把握していませんが,学校から機械的に与えられるドリルやプリントをこなすだけではかなり厳しいと言わざるを得ません.

中学時代から当塾で学んでいる医学部志望の高校生であっても「Ph.D(博士号)」や「postdoctoral(ポスドク)」などの用語や制度については知らないケースがほとんどであり,授業では英語圏の教育・雇用システムについて解説するところから話を始めることになります.

誤解を恐れずに言えば,海外の高等教育や医学用語に関する知識は必須ではありません.なぜなら,多くの受験生は意識していないと思いますが,実は大学入試には「未知の情報に接したときの対応力・思考力」を問うという重要な側面もあるからです.上記の点について言えば,「Ph.D」や「postdoctoral」について知らなくても,文脈に応じて「その場で想像しながら考える力」も必要なのであり,さらに踏み込んで言えば,そのような「物事を類推・抽象化する力こそが,大学側が見極めたい力」なのかもしれないということです.

医学部を目指す位の向上心がある生徒であれば,説明を聞けば初見の内容でも大抵のことは理解できます.それでも「キャリア・パスの変更等,大人の事情が絡む(しかも海外)」エッセイが読めるようになるにはある程度の時間と労力が必要です.間違っても,指導する側が「リーディングは諦めてライティングに注力しなさい」などと生徒に言ってはなりません.

Covid-19の収束が不透明な中,医療の分野に進み,本気で世の中に貢献したいと望む生徒が多いのは大人として喜ばしいことです.このような生徒たちの思いが叶うよう,授業で精一杯応援したいと思います.志のある高校生は遠慮なくご相談ください.

実用英検(2020年度第1回二次):富山市の医学部受験生,準1級に合格.

医学部合格を目指す富山市の受験生が,準1級二次試験(2020年度第2回)に合格しました.

ちなみに,今回は,準2級から準1級まで合格者が出ていますが,一次試験に合格者した方々は,二次試験でもそのままストレートで合格しています.

実用英検(2020年度第1回一次):準2級〜準1級まで合格.

準1級に合格した生徒は2回目の受検での合格です.前回はリスニングで少し苦労したため,今回は事前に音声スクリプトを丹念に精読し,正解の根拠を確認する作業を続けました,特に国内組が苦手に感じるPart-3の「リアル・シチュエーション問題」についても十分な時間をとって対策を講じました.ライティングも,本人が書いた原稿を数回添削しています.

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医学部合格を目指す受験生ということもあり,普段の授業では,英検や志望校の過去問以外に,4月以降毎月1本のペースでScienceのエッセイも購読しています.今後は引き続き,1級読解問題の英文もじっくり精読します.これらの学びを通して,最近では基本的な科学・医学以外に,Covid-19関連の動きにも広く意識が向くようになり,人間的にも成長したと感じています.

受験生には,学校の定期試験や模擬試験といった表面的な結果のみに一喜一憂せず,もっと視野を広げて,また貪欲に,優れた知識を追い求めてほしいと話しています.試験の点数や偏差値は必ずしもすべて自分でコントロールできるわけではありません.一方,優れた知識や書籍で自分を高めるという行為は,100%自分でコントロールできます.少しの時間を割くだけで,本の数冊の本に目を通すだけで,世界レベルの知見を吸収し,他の多くの受験生とは明確に一線を画すことができます.最近,Covid-19関連(さらに環境・国際分野)で優れた本を見つけたので,高校2年生以上の生徒・受験生に購入を指示したところです.難しいと思える内容でも,少し頑張って読み通すことで,目の前の視界が開ける感覚が得られると思います.

『コロナ・ショックは世界をどう変えるか-政治・経済・社会を襲う危機 (単行本)』

楽園をめぐる闘い: 災害資本主義者に立ち向かうプエルトリコ

実用英検(2020年度第1回一次):準2級〜準1級まで合格.

2020年度第1回一次試験の結果が英検協会HPで確認できます.
すでに一部の生徒や受講者,保護者から結果を知らせるメールをいただいています.

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準1級に合格した生徒は,一次試験受験後は「あまり手応えがない」と言っていたのですが,見事合格.準2級に合格した中学生は,事前にたっぷり時間をとって取り組んだライティングの添削が功を奏したようです.

授業では,一次試験の見直しと二次試験に向けた面接トレーニングを行います.いつも言っていることですが,二次試験では面接官ときっちりコミュニケーションをとることを最優先して臨んでください.そうすればおのずと結果はついてきます.